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『ブレイブウィッチーズ』「502の日」オールナイト一挙上映会&キャストトーク

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「502の日」にちなんで、2017年5月2日に『ブレイブウィッチーズ』の第1話~第12話のオールナイト一挙上映会が行われました。最後に第12話が放送されてから約4か月経ち、来たる5月13日に劇場公開される第13話を控えたちょうど良いタイミングで、第502統合戦闘航空団の活躍を振り返ることができました。

イベントは角川シネマ新宿のスクリーン1(収容人数:300席)で22時30分から行われました。チケットも完売しており、人気の高さがうかがえます。

さらに、単なる上映会ではなく、石田嘉代さん(ヴァルトルート・クルピンスキー役)と五十嵐裕美さん(エディータ・ロスマン役)の「クルロス」のお二人のキャストトークが冒頭にありました。中の人の雰囲気がキャラにもにじみ出てくるのでしょうか、お二人の掛け合いがクルロスを見ているようでとても楽しかったです。

石田さんはこの作品で初めて人前でトークをしたり、ニコ生をしたり、キャラソンを収録したので、「私の"初めて"をたくさん捧げた作品」だと嬉しそうに語っていました。

約2年前に行われたオーディションのときの舞台裏の話も聞けて楽しかったです。自分がどの役になると思っていたのかという話題でした。石田さんはクルピンスキー、ラル隊長などを想定されていたそうです。話の中でジョゼさんの「おなかすいたよー」とロスマン先生の名言「あなたはあなたになりなさい」の声真似を披露してくれましたが、声真似がかなり似ていたので会場が笑いに包まれました。一方、五十嵐さんはロスマン先生、孝美あたりを想定していたそうですが、雁淵孝美は出番が少ないから嫌だなーと考えていたそうです(笑)。菅野の「うおおおーーー!」の声真似も迫力があってすごかったです。また、五十嵐さんがロスマン先生役に決まった時は、自分自身もめんどくさい女なので、やっぱりロスマン先生かなと思ったそうです。

その後、続々と発売されているキャラソンの話題も出てきました。ロスマン先生のキャラソンを収録したとき、"エモーショナルに"歌ってほしいという難しい指示に頑張って答えようとして、収録しているときに「なるほど、エモいってこういうことですね!」と言ったところ、「エモいとはちょっと違いますね」と言われたというエピソードがあったそうです。クルロスがペアのキャラソンの収録も控えているそうで、あまり難しくない曲がいいなと言っていました(笑)。

他にも、作中でニパがエイラと仲が良いのを反映するがごとく、ニパ役の高森奈津美さんがエイラ役の大橋歩夕さんのことが好きみたいで、五十嵐さんが高森さんの物真似をしながら、自分は502じゃないのかと突っ込んでいるのも面白かったです。

トークショーの最後には告知として、5月13日公開の第13話や、キャラソン、ブルーレイ、8月19日に開催されるイベントなどが紹介されていました。秘め歌に収録されているボイスドラマや書籍版では、アニメ本編ではあまり絡みがなかった、クルロスやモハジョゼといった、仲良しペアたちの掛け合いがかなり出てくるそうで、「アニメ本編で種をまき、CDや書籍で実を刈り取る」感じだそうです。

さてトークショーが23時30分くらいに終わり、休憩の後、いよいよ本編の上映が始まりました。最初に1話から3話までが上映されましたが、序盤を見るとヒリヒリする展開だったなと改めて思いました。主人公ひかりが周りから低い評価を受け、無力な自分のせいで他の人たちを守ることが出来ず、姉が危篤状態に陥ってしまうなどの経験を経た結果、ひかりが2話の最後でラル隊長に対して「じゃあ死ぬまでいいから入れてください!」と願い出たときには、心にひやりとしたものを感じてしまいました。

休憩を挟んだ後、続いて4話から7話までが上映されましたが、4話を見直すと、最初はひかり以外は誰も本気でひかりが502に残れるとは思っていなかったのだなとひしひしと感じてしまいました。そんな中でニパに仲間だと認めてもらったり、管野に激励されたことはひかりにとって大きな意味を持っていたのだと思います。周りからお前には無理だ無理だと言われ続け、それでも自分を信じてやりとげようとする、ひかりの頑固で諦めが悪い姿勢を、502の他のメンバーたちが受け入れるようになります。ちなみに個人的には5話の下原・ジョゼ回が一番好きです。性格も雰囲気も得意なことも似ていてお似合いな二人ですが、今回の上映会でジョゼさんが下原さんのことを「さだちゃん」と呼んでいることに初めて気づき驚いてしまいました。

再び休憩を取った後、8話から12話までが上映されました。ひかりが復帰した孝美に負け、502から出ていくことになり、10話の最後にひかりが泣いたシーンでは思わず自分も目が潤んでしまいました。その後、12話で接触魔眼を使ったひかりと魔法力を拳に充填した菅野のコンビネーションでグリゴーリを倒したときには、心の底からほっとしました。

さて、今回の1話から8話まではTV放送版ではなくBD修正版でした。OPを始め、修正版は放送版から大きく修正されており、映画館で観ても非常に見栄えするものに仕上がっていました。特に8話の戦闘シーンは放送版よりも大幅に改善されており、満足することが出来ました。この調子で9~12話がどう仕上がっていくのか楽しみです。

ここまで長々と書いてきましたが、一気に全話観ることで気付いたこととしては、各話ごとの脚本もそつがないだけではなく、全体のストーリーの流れが一貫しており、ストーリー構成が明確だという点です。願わくばこれからも502の活躍をアニメで観たいので、2期お願いします!

 

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